2020-10-23

まだ手の届いていないところ

前回の記事に記しました通り、10月の初頭から思いもかけずお仕事やそれにつながるお話をいただいており、中には実際に報酬をいただく仕事も出てまいりました。

正直なところ、始めてから最低3ヶ月くらいは閑古鳥が鳴いているだろうと思っていたので、違う方向に予想外な展開になりました。
ありがたい限りです。

もちろん、それだけに留まらず、もっと沢山の方と関わり、面白いサービスが作れたらいいなと思っています。
特に開業する前から知り合いだった方のお困りごとについては、積極的に取り組んでいきたいと思っています。


さて、実際に動いてみると、やはり解決しきれていない問題は多そうであることを感じています。

やはりよく伺うケースとしては、
1. 既存の電子機器を持ち込むと壊れてしまう環境のため、やむなく人力に頼っている。
2. 新しい仕組みを導入できないか問い合わせてみると、高額な見積もりが出てきて諦めた。
 (概要聞いた限りでは、それほど高くなるものでないケースが多い)
3. IT化というものの、そもそも何ができるのか想像がつかない。
の3つです。

1.については、やはり「その場所専用」のハードウェアが必要になるでしょう。
目下ハードウェアを作成すべく奮闘中なのですが、何分これまで趣味でかじった程度で、仕事で専門的に触ったことがないので、何かをお見せできるようになるには、早くて数ヶ月後といった状況です。

2.については、本当によくない状況です。
おそらく暗に断っているのだと思うのですが、今時ちょっとしたことが分かれば簡単にできるのに、といった状況が多いように思います。
(少しでも専門外なことがあると高額な見積もりで追い返すのは、IT業界の悪習の一つかもしれません)

3.については、私が引き続き頑張らないといけないところです。
仕組み自体があっても、それをどう使っていけば具体的にどういう効果が出るかということが伝わらない限り、やはり先に進めないと思いますので、実際にお見せできるものを作っているところです。

そして最後に・・・
このページ自体も、定期的に更新をして、「生きているページ」にしないとダメなんですよね・・・
ちょっと更新が途切れてしまい、反省しています。

見た目を良くしたいとか欲が出てきているところなのですが、まだ開業したてでもあるので、身の丈に合った範囲で進めていきます。

2020-10-13

近況のお知らせ

ありがたいことに、早速お仕事の依頼をいただきました。

先週末から、その仕事を始めるにあたっての最初の準備で動き回っております。

少し落ち着きましたら、またブログの記事を追加していきたいと思います。

2020-10-07

10年前の車を、同じ値段で買うか?

昨日は久しぶりに、新しいプログラミング言語を学習していました。
触ってみると案外楽しくて、久々に「寝落ち」してました・・・
そして頭を使うと猛烈に糖分が欲しくなり、朝食は知らずのうちに甘いものを大量に食べていました。

なぜ今になって新しいプログラミング言語を触ろうとしているかと申しますと、最近まで使っていた言語は、新しいクラウドサービスでは採用されなくなっているケースが多いためです。

流行りが切り替わるタイミング

プログラミング言語の流行り廃りは、技術者以外の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、概ね10年前後で入れ替わります。
大概の場合は、何かで成功を収めたシステムが○○言語を使っていた、というところから動き始めます。

近頃だと、やはり「機械学習」と呼ばれるAIを作り始めた技術者の方が使っていた言語が流行っています。
クラウドサービスの事業者も慈善事業ではないので、やはり利用者の多いほうに流れます。
しかもクラウドサービス事業者の大半はグローバル企業なので、「世界的な流行」が反映されます。

ニッポンのIT事情

とはいえ、日本国内での受託開発の仕事は、いまだに10年近く前の言語が主流だったりします。
私も経験があるのですが、「ニッポンの会社員」として仕事をしていると、どうしても
「先例主義」
「多数決」
になりがちで、
・今動いているシステムがこの言語だから、次のシステムもこれで・・・
・社内では○○言語を知っている人が多数だから、それで・・・
といった具合に、思考停止したままズルズルと先延ばしされることが多いです。

先延ばしした事柄に対して仕事が発生するので、必然的に受託する仕事についても、古いプログラミング言語が使われ続けることになります。
もちろん、「現代的な恩恵」が得られないことが殆どで、お値段にも
「先例主義・多数決にかかる費用」
がコッソリ含まれています。

10年前の車の値段

でも、そのままでいいのでしょうか?
そういう考え方になりそうになった時に、私はよく頭の中で
「10年前の自動車に、最新のものと同じ値段を払うか?」
と想像するようにしています。

ミソは「10年前」という古さです。
これが30年以上前となると、「クラシックカー」っぽい意味において価値が出る場合があります。
実際に、30年前に作られたシステムがどうしても作り直しできないので、パソコンも含めて当時のモノを寄せ集めて仕事にしているという方もいらっしゃるようで、そこそこ儲かっているらしいです。
でも、10年前だと、中途半端ですよね。お金の無駄遣いのように思います。

いい機会、ということで

長々と想いを書いてしまいましたが、これまでソフトウェア開発の仕事をしてきた実感としても、そろそろ切り替え時のようにも感じていましたので、頑張ってみようかなと思ってます。

2020-10-05

クラウドで買える「謎」の機能 - 衛星通信?

今日は、たまたま見つけた謎のクラウドサービスについて記します。
ほとんどの方にはあまり役立たないと思いますので、話題程度に捉えてください・・・

人工衛星と通信できる?

という機能だそうです。

主な使い方事例としては、
・遠方との通信回線が途絶えてしまった時に、臨時の通信手段として使えます。
・指定した日時の衛星の画像を取得し、災害の状況を解析できます。
・衛星から人の混雑状況を見ることで、ビジネスの解析に役立ちます。
だ、そうです。

私には、何に使ったらいいのやら、さっぱり用途が思い浮かびません。

噂の範疇ではありますが、アメリカで某大手スーパーの駐車場の混み具合を衛星画像で取得し、株を売ったり買ったりする判断に使用している人がいるらしいと聞いたことがあるのですが、その人たちはこの機能を使っているのでしょうか。

すごく高い!

更に、クラウドサービスの中では突出して高い価格です。
一番安い料金でも、1分間で10ドル(1000円強)だそうです。
そう易々と使えない価格ですね。

・・・いや、人類未踏の地を目指す人ならば、安いものかもしれません。

日本では使えません

更に残念なことに、日本では使えないみたいです。

アメリカだと使えるようですが、最後に注文しなければ良いだろうと思い探りを入れようとしたところ、
「通信免許の番号を直接サポート窓口までお知らせください」
と表示され、先に進めませんでした。


日本でも、この機能が使えようになるのでしょうか。
しかしその時が来たとしても、何に使うかという問題がありますね・・・

2020-10-03

刻印加工奮戦記

昨日のブログに書きました、セキュリティキーに名前を刻印した時の奮戦記を書きます。

まず、どのあたりに刻印されるかを知るため、外枠と文字を含んだベクターデータを作り、マスキングテープにその画像を転写してみます。


とりあえず、この位置に刻印されることが分かりました。


次は外枠の描画を無効化し、文字部分の設定を、プラスチックを削る用途に適したパラメータに書き換えます。


マスキングテープに転写した位置に合うよう、刻印対象物を固定します。

実際に刻印します。


レーザーで焼いて凹ませる機械のため、毎度ながら焦げる匂いが。

現時点では換気扇を回しているだけですが、もう少し賢い消臭方法を考えたほうがよさそうです。


刻印位置がちょっとずれちゃいましたね・・・

おそらく、下に貼ったテープの場所に対して、この鍵自体の分厚さが追加されてしまい、レーザーの当たる位置が変わってしまったのかと思われます。

次回以降の反省点ですね・・・

なお、USB-Aの端子に直接差すと、真ん中のボタンを押すときにボキっと折れそうな感じがしたので、写真のようにケーブルで延長して使っています。


レーザ加工機自体は、応用すれば様々な用途に使えそうです。
特に何かを試しに作ってみたいという状況には、うってつけです。

新しいものができましたら、随時アップしたいと思います。

2020-10-02

リアルな鍵を買いました

ミツユビ工房の各種サービスを構築するにあたり、このようなものを買いました。

暗号が入っているUSBの鍵です。

ユーザ名・パスワードだけでログインする設定にしていると、仮にパスワードを盗むために仕組まれた本物そっくりの偽ページに情報を入力してしまった場合に、そのアカウント自体が乗っ取られてしまいます。

最近は携帯電話に認証アプリを入れる方法などもありますが、今度は携帯自体を落としてしまうと、どうにもならなくなってしまいます。

そのような状況を回避するために、「もういっそのこと、鍵をモノとして持っておけばいいじゃん?」という製品です。

この鍵自体は、一度登録した後、自宅にしまっておいて、必要なときにだけ取り出して使用します。

4500円と若干高いですが、この鍵自体が盗難されない限りは乗っ取りなどができなくなるので、「知らないところでイタズラされる心配」が無く、強力です。

ちなみに記念の意味も兼ねて、レーザ加工機で名前を刻印してみました。

あっちゃー、ちょっと位置がずれてしまいましたね・・・
加工奮戦記は、また明日あたりに改めて書く予定です。

2020-10-01

本日より本格稼働!

ミツユビ工房は本日より本格稼働します。 今後ともよろしくお願いします。


さて、今日は ITの話とが少しずれるのですが、本格稼働にあたって準備している中で幾つか気がついたことを書きたいと思います。


まず今回初めて会計ソフトを導入したのですが、これはすごく便利ですね。

以前は表計算ソフトで頑張って計算をしていたのですが、煩わしいことは殆ど考えなくても良くなりました。

さらに通帳の情報なども簡単に連動できるので、お金の管理がとても楽ですね。


もう一つ、今日「決済用普通預金」という種別の銀行口座を作りました。

これはペイオフ対象にならない代わりに利息がつかないという口座です。

正直なところ、最近の普通預金の利息など、一年のうちに駄菓子が買えるかどうか程度の無いに等しい金額なので、むしろペイオフに該当しなくなるという方がメリットが大きいと思います。


なおこの記事ですが、以前ブログに書いた音声認識の機能を使って書いています。

句読点や改行は自分で入力しなければいけないのですが、それ以外は殆ど喋るだけで変換のミスも少なく文章になっています。

この機能も便利なので、追々自分が作るサービスにも取り入れていきたいなと思っています。