昨日は久しぶりに、新しいプログラミング言語を学習していました。
触ってみると案外楽しくて、久々に「寝落ち」してました・・・
そして頭を使うと猛烈に糖分が欲しくなり、朝食は知らずのうちに甘いものを大量に食べていました。
なぜ今になって新しいプログラミング言語を触ろうとしているかと申しますと、最近まで使っていた言語は、新しいクラウドサービスでは採用されなくなっているケースが多いためです。
流行りが切り替わるタイミング
プログラミング言語の流行り廃りは、技術者以外の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、概ね10年前後で入れ替わります。
大概の場合は、何かで成功を収めたシステムが○○言語を使っていた、というところから動き始めます。
近頃だと、やはり「機械学習」と呼ばれるAIを作り始めた技術者の方が使っていた言語が流行っています。
クラウドサービスの事業者も慈善事業ではないので、やはり利用者の多いほうに流れます。
しかもクラウドサービス事業者の大半はグローバル企業なので、「世界的な流行」が反映されます。
ニッポンのIT事情
とはいえ、日本国内での受託開発の仕事は、いまだに10年近く前の言語が主流だったりします。
私も経験があるのですが、「ニッポンの会社員」として仕事をしていると、どうしても
「先例主義」
「多数決」
になりがちで、
・今動いているシステムがこの言語だから、次のシステムもこれで・・・
・社内では○○言語を知っている人が多数だから、それで・・・
といった具合に、思考停止したままズルズルと先延ばしされることが多いです。
先延ばしした事柄に対して仕事が発生するので、必然的に受託する仕事についても、古いプログラミング言語が使われ続けることになります。
もちろん、「現代的な恩恵」が得られないことが殆どで、お値段にも
「先例主義・多数決にかかる費用」
がコッソリ含まれています。
10年前の車の値段
でも、そのままでいいのでしょうか?
そういう考え方になりそうになった時に、私はよく頭の中で
「10年前の自動車に、最新のものと同じ値段を払うか?」
と想像するようにしています。
ミソは「10年前」という古さです。
これが30年以上前となると、「クラシックカー」っぽい意味において価値が出る場合があります。
実際に、30年前に作られたシステムがどうしても作り直しできないので、パソコンも含めて当時のモノを寄せ集めて仕事にしているという方もいらっしゃるようで、そこそこ儲かっているらしいです。
でも、10年前だと、中途半端ですよね。お金の無駄遣いのように思います。
いい機会、ということで
長々と想いを書いてしまいましたが、これまでソフトウェア開発の仕事をしてきた実感としても、そろそろ切り替え時のようにも感じていましたので、頑張ってみようかなと思ってます。
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