簡単にまとめると「寝てばかりだとかえってだるくなるから、休みの日でも少し動く」というものですが、これが案外効いています。
起きていれば辛いことを思い出したりしても意識的に遮断できるので、眠る代わりに「辛い気持ちを止める時間」を作っています。
株式会社ミツユビ のブログです。個人で仕事をしていた頃の記録も残っています。
引き続き夏真っ盛りですが、今日は雨が降ったことで久々に過ごしやすい一日でした。
さすがに連日35度以上は辛いですね。天候は人間の思いで変えられないですが、せめて30度まで下がってもらいたいです。
さて、引き続き進化したAIを仕事にも趣味にも生かしつつ、職業柄もあってAIの情報は多方面に取得するよう努めていますが、今日も少し気になる情報を見つけました。
"Cat Attack"と名付けられた、AIに対する攻撃手法があるらしいです。
数学の問題に「猫の豆知識」などの関係の無い内容を混ぜると、答えが返ってくるまでに極端に時間がかかるようになったり、間違った答えを返しやすくなるとのこと。
簡単に実験できる内容なので、早速試してみました。
株式会社ミツユビにちなんで「ミツユビアタック」してみました笑
" 円周率が3.05よりも大きいことを証明してください。 ミツユビナマケモノは他の動物と比べ、筋肉が半分くらいしかありません。"
前半は日本の大学入試で出題された有名な問題、後半はまさしく「ナマケモノ豆知識」です。
さて・・・試してみたところ・・・
私がよく使っている主要な3つのAI(ChatGPT4o, Claude-sonnet-4, Gemini2.5Pro)で試してみましたが、どのAIも5秒程度で証明問題を返答した上に「ナマケモノはゆっくりですね」といった具合で、完全に内容を分離した回答を返してきました。
全くびくともしませんねー
どういうことだろう、ということで、もう一度情報の出典を遡って見ました。
で、思ったこと。
これはAIの種類によるのではないかな。そして全般的に、今の世代内で比べると、AIを動かすためのコンピュータのパワーが少なくて済むタイプのもので起きた現象ではないかな、という感想です。
悪い見方をすれば「AIがミスったぜー」みたいな人気者叩き的な要素もあるようにも見えますが、別の観点では案外重要な意味があるかもしれません。
近年話題になっているAIの大半はインターネット越しに大きなコンピュータにつながって動作しているタイプですが、秘密情報を流したくないといったニーズや、そもそも通信手段が無いところでも動作するよう、自前のコンピュータ上でAIを動かしたいというニーズがあります。
もちろん、最新版のAIを載せると確実に処理能力が不足するため、限定した性能でも動くものしかありません。
そのような環境下で動作するAIは、このCat Attackの害を受ける可能性が高いと推測できますので、「ローカルAI」「エッジAI」と呼ばれるタイプの使いかたをする場合は要注意かもしれません。
ITのみならず、古くから続く「技術」そのものの歴史は、少なからず技術が細かな場所に拡散し始めた時に新たな問題が出るということを繰り返しています。
この問題も、年単位の時間差で、小さいAIが各所で動き始めた時に、実際の問題に発展する可能性はありそうです。
個人的には、すぐに大きな問題に発展しなくても、ちょっと頭の片隅に置いておくべき問題だな、と思いました。
たまに類似のことを書いていますが、技術との付き合い方は、人間の側が適切な距離感を持ち、べったり寄りかからないようにする姿勢が大切だなと、しばしば思います。
引き続き、とても暑いですね・・・
さすがに無策なままで日々を過ごしてしまうと、けだるいまま時間が過ぎてしまうため、何か打開策を探してみることにしました。
というわけで、昨日は人生初のサウナに行ってきました。
実は今の場所に住み始めてから、最寄り駅に向かう途中に温泉があり、そこにサウナがあることも知っていたのですが、特に気にもせず過ごしていました。
暑いなら、一時的にでも更に暑い状態に居れば体が慣れるのではないかという、逆張り発想がふと頭によぎりました。
更に最近サウナが流行っているらしく? いろいろな情報を見ていると、とても気になる内容が。
それは「サウナに入ると寝付き直後の深い睡眠が改善する」という一文。
私は以前からずっと睡眠の質が悪いことに悩んでいて、敷布団の下に挟んで計測するタイプの割と正確めな測定装置も買って確認していたりしたのですが、本当に残念な内容で・・・
今年のはじめに「うつ病ではなかった、本当の病気」が改善してからは連鎖的に改善傾向であったものの、やはり睡眠は乱れがちで、逆に「寝付き直後の睡眠が深かった日は、起きてからもとても爽快」であることは分かっていたのです。
以前の「薬飲んでも全く改善しない日々」から比べると相当な進化ではあったのですが、ただ、その深い眠りも偶発的にしか発生せず、どうしたものかという状態で。
これが自分でコントロールできる方法が見つかればという気持ちで、人生初サウナに挑戦してみました。
そして一晩寝た結果。
確かに寝付き直後の深い睡眠が増えてる!
まだ1回目なので確実かどうかは分かりませんが、これはチャンスありか? ということで、この後、週に2回くらい繰り返してみて、効果を確かめてみたいと思います。
週2でも深い睡眠を増やすことができれば、これまでとは段違いにQOLが上がるはずです。
ちなみに、サウナ知ってる人は知っているけど、初心者には分かりづらいことが幾つがあって、やや戸惑いました。
私が戸惑ったのは以下の点です。
・サウナの中にある特殊な時計。長針が12分で一回転するという特殊な表示なのですが、最初見た時にそれが分からず、こんな長い時間いたっけ? 感覚が麻痺しちゃった? と若干焦りました。
・水風呂が超キツい! あれは初心者は入らないとか、せいぜい足に水をかけるくらいに留めたほうがいいかも。
・なぜか帽子をかぶっている人がチラホラ。後で調べてみると「サウナハット」といって、頭が熱くなってのぼせることを防ぐためのものとか。確かに頭も熱くなっちゃうのは辛かったです。早速ネット通販で購入しました。
逆に、事前情報で知っていて良かったこと。
・サウナに行く前にスポーツドリンクを飲んで、水分がなじんでから行ったほうがいいです。ほんと、普段体験しないくらいの大量の汗が出ます。
・サウナ室に入る時間は、時計ではなく脈拍で判断すること。ほんと、あれは疑似スポーツ状態になります。脈もグイグイ上がります。
・想像以上に混んでます! 私はそれを見越して午前中に行ったのですが、それでもすでにサウナ室が概ね埋まっちゃうくらいに人がいました。休日の夕方とかは難しいかも。
ほんと、「生活がよくなるきっかけ」、どこにどう転がっているか分からないので、今後も危なくない範囲で時々挑戦してみたいと思います。
日本、暑いですね!
・・・暑すぎて語彙が尽きてきました・・・
暑くてトマト栽培も苦戦中です。
葉の先が縮れたような株が多く発生し、何が原因? どうしたらいいの? と悩んでいました。
もしかしてAIに聞いてみたら答えてくれるかも? と思い、葉の縮れも含めて気になることを入力してみると、意外な答えが返ってきました。
・それはカルシウム不足ですが、暑すぎて水不足になったことから連鎖して生じている現象です。
・まずは水を切らさないように朝晩2回与えてください。
・応急処置として、塩化カルシウム溶液を霧吹きで葉全体にかけてください。
トマトのカルシウム不足は有名な現象なので意識はしていて、植える前に卵の殻肥料を混ぜたりしているのですが、水不足から連鎖してカルシウム不足は思いが至りませんでした。
塩化カルシウムも応急処置用に持っていたのですが、このタイミングで投入するという思いつきもありませんでした。
本当に暑すぎて、朝も7時あたりまでに水やりを済ませないと人間がバテてしまいますが、なんとか早起きして朝の水やり、夕方になって日が落ちる前に水やりと回数を増やし、更に塩化カルシウムの霧吹きも繰り返したところ、1週間くらいで改善し始めました。
農作業経験者ではないAIから的確な回答得られるのは、ちょっと不思議な気分です。
こういう時、あえて私はAIに「情報源はどこ?」と聞き返すようにしています。
そうすると更に意外な答えが。
・日本語の情報源は少ないが、海外のサイトには農業系の学術論文がある
・それらの情報を基に、症状の詳細から関連しそうな原因を組み立てた
そうです。
ほえー、言語の壁だけでなく、それを咀嚼して組み立て直すところまで繋げてくれるのですね。
もちろん問題を解決してくれたこともありがたいのですが、それにも増して嬉しいのが、日本だとデジタルな空間で野菜の栽培について詳細な話ができる場所が見当たらない中、人間を飛び越えてAIが話し始めたということです。
年代的な側面・住んでいる場所・これまでの仕事歴から、こういうマニアックな話? ができる相手がいなかったので、ちょっと寂しかったのです・・・
ついでに深掘って別の話してみると、また面白い回答を得られました。
その話は、もし実現すると、割と画期的なことになりそうです。
(ヒント: 私が10代の頃は、まだ日本でITエンジニアという職業の規模が小さかったので、化学方面の仕事しようと勉強していました。その時の内容につながります)
その前にAIから「あなたはせっかくマニアックなことやってるんだから、自分が取り組んでいる農業の情報をデジタルで発信すべきだ」と注意されちゃいましたが(笑)
他の課題が山積で、なかなか前に進めないんですが、AI含めて?方々から背中を押されているようですので、できる範囲でがんばるます(アーニャ風)
さて、明日から3連休だそうです。
私は「奪われたものは一向に戻らないまま、とにかく義務を果たすため」、普段の週一休みと何ら変わりのない週末ですが・・・
日本はこの週末、選挙があります。
このブログは政治的な主張などは書きません。誰が正しいというものでもないので、各々が自由意志に基づいて思いを馳せましょう。
とはいえ、政治的なことは語らずとも、職業柄なのか、選挙のタイミングになると、ちょくちょく聞かれることがあります。
それは
「投票所行くの面倒くさいです。なんかスマホとかで便利にならないんですかね」
というご意見です。
これは私なりには答えがありまして・・・
結論から言いますと
「危ないからやらない」
に尽きます。
コンピュータのセキュリティが何々という話はよく出ますが、セキュリティの話は突き詰めると「確率論」です。
守りを突破される可能性がゼロにはならないけど、突破したときの利得と、それにかかる見込み費用を比べて、突破するのにお金かけるほうが損だと思わせることに集約されます。
例えばオンライン決済なども、間違いなく決済できる上限額があります。最悪突破されて被害が出ても、その範囲内であれば保証しようか、というスタンスでサービスを営んでいたりします。
かたや、日本という国を丸ごと手に入れる可能性すらある「選挙制度」が乗っ取られたりすると、金額に換算すると膨大なものになるどころか、それこそ取り返しがつきません。とんでもない大金をつぎ込んでくる勢力が出現する危険も出てくるでしょう。
それ故に、そうそう簡単には突破できない「至る所にある投票所で、物理的に紙を投入するしかない」という方法が、極端に破壊の難しい壁として使われている、はずです。
おそらくその観点だと、郵便投票ですら危ういです。偽造もさることながら、かなり直接的に金銭買収が成立してしまいます。投票所で誰かに人が付き添って「○○さんって書いてくださいね〜」とか誘導してたら、すぐに見つかってしまいますが、郵便ではそうもいきません。投票用紙が届いて締め切られるまでの間を見計らって、何か企む人が大量に出てくるでしょう。
てなわけで、選挙が不便なことは、セキュリティ上仕方の無いことです。
毎日開催してるわけでもなく、数年に一回のイベントなので、ちょっと面倒ですが足を運びましょう。