2025-06-08

人生のメタファーだった、あのゲーム

回復と次への仕込みを同時にこなさねばならず、まだまだ結実していないのでお金的には苦しいながらも、何とか乗り切りつつ暮らしている毎日です。
壁はいろいろあるのですが、着実にこなしていきます。着実にやる、それしかないです。

ときに、今日は貴重なお休みなので、むしろ雑多なことに触れるようにしていた一日でしたが、ふとその中で、あることを思い出しました。
それは、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というゲームの初代版。
発売は1991年ですか。かなり古いですね。私は当時高校生でした。
相当遊びました。

その中で、いわゆる「残基」が増える1upのボックスが出てくるのですが、この出現位置が今となってはとても心にじんわり響く場所だなぁと。

このゲーム、基本的に「一番下まで落ちるとアウト」というルールがあります。
よく見かけるルールですね。宙に浮いたようなところから一気に転落する上に、当時のゲームとしては珍しい「加速度」が付くこともあるので、高所恐怖症の人には結構心臓に悪いかも。
その1upの出現位置、割と法則がありまして、基本的に
「落ちて失敗する!」と思えるその途中に、生き残ることができる場所が不意にあり、その近くにあります。

・・・自分の状況になぞらえてみたり・・・
更に、地味にジャンプで登っていけば、元に戻れるルートもあります。ジャンプできる高さは限られている中、ちょうど届くか届かないか? でも届く! という階段状になったルートですが、でも絶妙に登れる高さになっています。
ルートはあるのか? 自分。ジャンプできるのか? 自分。

もちろん、他のパターンもあります。
・基本ルートからジャンプを繰り返して、高い場所に登ったところ
・壁のように見えるところに通路があり、その途中にある
なども、何かのメタファーのように思えます。

これ、なんで思い立ったかというと、今のZ世代の心情みたいな話の中で
「常に残基が1機しかない状態で身動きが取れない」
みたいな話がきっかけでした。
残基が無いから他人を蹴って落としたのか。あいつ趣味悪いな〜と思いつつ、もしかして落ちきらずに踏ん張った自分、今1upボックスの近くにいるのでは? と、ふと思いました。
地道に登っていくルートもあるのかも。
少し希望が持てました。

いやゲームの世界ですからね。現実世界も必ずそうとは限らないですが。
とはいえ落ちてしまった自分という事実も抱えつつ、1upボックス探しも一興なのでは、と気持ちを切り替えることができました。

また明日からがんばりましょうか。

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