引き続き、なかなかしんどい日々が続いています。
お客さんが戻ってきてくれた、それはとてもありがたいことなのですが・・・
とにかく運営がグチャグチャ。
そして悪事を働いた連中は、揃いも揃ってダンマリ。
イライラすると本業に響きかねないですが、自力でなんとかするしかないです。
さて、前に書いた希死念慮についてですが、思い返せばとても反省している対応があります。
それはこんなパターンです。
・ちょうど去年の今頃(2月〜4月あたり)、社員Aに任せた仕事が納品前日になって
「できませんでした。残業するのはよくないので業務放棄します」
といった事態が発生。
・会社として放棄するわけにはいかないので、私が徹夜で対応。
・普段の仕事もあるので、徹夜明けでも休めない。
・社員Aは、これを数ヶ月の間に4回くらいかな? 繰り返した。
これが希死念慮と何が関係するの?ということですが、大雑把に書きますと
・脳に悪影響が出る→ある種の「自爆スイッチ」として、希死念慮に取り憑かれてしまった
という流れです。
最近は様々な研究が進んでいるようですが、私が大まかに掴んでいる概念として
a) 何らかの理由で、脳の活動による疲労物質が蓄積する。
b) それを引き算するために、睡眠によって疲労物質を洗い流すような動作をしている。
c) 上記 a) - b) で一旦脳内がきれいになれば、日々の生活を保持できる。
d) この引き算が成り立たなくなれば、疲労物質が溜まり続ける。
e) 脳自体の限界が来ると、「自爆スイッチ」のような形で、不眠や希死念慮が出てくる。場合によっては別の病気の引き金を引いてしまう。
というものがあります。
a) の原因は、いろいろなものがあるはずです。
たとえば、うつ病の文脈でよく語られるものは
「生活上のストレス」「脳に負担のかかる思考癖(ゼロ百思考など)がある」
がありますが、それ以外にも
「そもそも仕事が『考える仕事』である」
「病気などで具体的に痛いなど、肉体的な苦痛がある」
というものもあるはずです。
精神科やメンタルクリニックは、後者を見落としているように思います。
また、b)については、そもそも寝なければ引き算ができません。
もっと言ってしまえば、e)まで達してしまうと、b)を更に悪化させてしまうという負のスパイラルに落ちてしまいます。
よく「1日7時間寝るのが一番健康的」などと言われますが、因果関係が逆だと思います。
健康だから、1日7時間睡眠で落ち着くのです。
自爆スイッチが入ったり不健康になってしまえば、7時間を切ったり、逆に取り戻そうと延々と寝てしまうといったこともあるはずです。
メンタルクリニック系は実際にかかってみて思ったのですが、イイコチャン論に偏りすぎていて、かえって事態を悪化させるケースもあるように思います。精神科YouTuberとかも似たようなことばかり言ってるので、業界構造的な問題ではないかと思います。
睡眠サイクル狂っても、寝ないより寝た方がいいに決まっているのです。とにかく寝ましょう。
私の場合、
・a)が爆上がりした。納期が明日という超絶ストレスがかかる中、技術系の「考える仕事」を進め、かつ寝ないためにb)の引き算が全く働かなくなった。
・数ヶ月の間に4回も繰り返したので、e)まで一気に進んでしまった。
・e)により、別の病気を発症する引き金が引かれてしまった。
・メンタルクリニックは「自分たちの理論」だけで治療しようとするので、何も改善しない。更に焦り、a)が悪化。
という、もうどうしようもない悪循環に陥っていたのではないかと思います。
過ぎ去ってしまったことですが・・・正直、社員Aは強制的に解雇することも視野に入れるべきでした。
当時の私は「労働法の制限が強いので、会社側は簡単に解雇すべきではない」という考えにばかり取り憑かれていました。
しかし、こんなことが起きてしまい、この1年の間に起きた損害は、社員Aに払っていた給与の5年分にまで膨らんでしまいました。
去年起きた問題はまだ進行中であることも加味すると、もっと大きな損害が出ているとみています。
経営側が「解雇する」ということは悪のような風潮がありますが、会社そのものが潰れたらどうにもなりません。
そして、メンタルクリニック、もう行きたくないですね。自分たちの都合で勝手に病気作っちゃうことができて、責任も問われないシステムって、かなり異常ですよ。
・・・とにもかくにも、失ったものは取り戻しに行きます。
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