2024-10-29

掃除、いいね

まだ詳細は出せないのですが、とある媒体から取材に来ていただきました。
もう最近はオンラインミーティングばかりで、パソコン周りだけ片付いていればいっかー、という調子で、他のところはかなり適当な状態でしたが、お客様が来るならそうは言ってられないと、一念発起して掃除を行っていました。

久しぶりに体を動かしたので若干筋肉痛気味ですが、気分良いですね。

これをご存じの方は経験者またはマニアックな方だと思いますが、もう100年以上前(大正時代、まさに鬼滅の刃の時代ですね)に、日本の森田さんというお医者さんが考えた「森田療法」といわれる、メンタルを病んでしまった人への治療法があります。
100年経った今でも「割と効果あるよね」と言われる治療法なのですが、ここでは詳しい内容は省き、すごくざっくりまとめると、
・とにかく病み過ぎているときは休む。何にもしないでひたすら休む。
・動けるようになってきたら、できることから少しずつ何かやる
というものなのですが、その中に「掃除」という項目があるのです。

なんで掃除? と思っていたのですが、
・作業としては割と手軽。超絶技巧とかは不要。
・軽い運動になる。軽い運動がメンタルに良いことは、現代の研究でもよく挙がってくる。
・結果が明確で達成感がある。埃払いとかすると、もやっとした見た目がクッキリしたものに戻る。
・カビやダニの住処が減り、間接的に? 体への負担が減る
と、結構いいことずくめです。

お金持ちの方なら他人に依頼しちゃうかもしれないですが、他人に依頼したら「自分の運動」にならないんですよね。キングボンビーで仕方なく自分でやったものの、結果としてはそれがベストだったのかもしれません。

そういえば昔、とある会社のお話なのですが、その会社では清掃業者を雇わないで、社長さん自らがオフィス内を清掃して回っていたそうです。
普通の従業員の方は「社長、暇なんじゃないですか〜」なんて話されてましたが、詳しい理由を知っている方から
「あれ、社長なりの『見回り』なんですよ。様子がおかしい社員とかを事前に察知して、事故にならないように先手を打つ、その情報集めなんです」
と聞いて、ほー、そういう視点もあるんだー、と思ったことがあります。

いずれにしても、掃除という一つのキーワードでも、なかなか奥深いものがありますね。
あまり忙しさにかまけて掃除を放棄せずに、たまには気分転換も兼ねて掃除するようにしようと思い直しました。

2024-10-24

効率過ぎると非効率

さて、いろいろな方々からの暖かいお言葉をいただきつつ、少しずつ復調している私ですが、いまだに忙しさは変わらず。
でも週に一日は休まなきゃ絶対ダメ! という心がけで、なるべくちょっとは休みを取るようにしています。

そんな中、先日の日曜日、気分転換にサプライチェーン(ざっくりですが、生産や流通をどう捉えるか)関連の本を読んでいて、あ、これは自分がやっちまったなぁと思ったことが。

何かと申しますと、ものすごく要約すると
「詰め込みすぎるとかえって非効率になる」
「詰め込んだ状態でバラつきが発生すると、途端にどうにもならなくなる」
という内容。

これ、まさに今の自分じゃん、と思ってしまいました。

詰め込みすぎると非効率の典型例は、高速道路の大渋滞や、ランチタイムの食事処などが代表例でしょうか。
あとは、夕方の帰宅ラッシュ時にスマホでWebが全然見えない現象や、パソコンに負担をかけすぎてフリーズする現象も、実は仕組み的に同じことが起きています。
解説に記されたグラフみて、すぐに気がつきました。職業柄でしょうか。
経験則にはなりますが、詰め込み量が80%越えると、かなりハードです。

バラつきについては、私は「チャット嵐が来た」と呼んでいるのですが、なぜか個別のお客様なのに、1分以内に何件も立て続けに連絡が来たりします。
その時何が起きるか。もう「あわわわわわわ、どうしよ、どうしよ」状態です。普段そつなくこなしている仕事ですら、いきなりフリーズしたように進まなくなってしまいます。
ここに面倒な営業電話とかかかってくるものなら、完全にフリーズします。
しかもお客さんごとに好みがあって、あのツールがいい、このツールがいいとリクエストが多いので、全部開いて仕事しているのですが、一気に来るとなかなか強烈です。

自分でソフトウェア作れるんで、自分で解決することもできるんですが、いかんせん既に大渋滞な上に、今年初旬からの疲れが完全に抜けておらず。
でも、知見が得られたということは、解決の糸口はあるはず!
そう思って日々仕事を進めています。

2024-10-20

反撃の狼煙

相変わらず仕事まみれの毎日を送っております・・・
待った無しの案件もある中、更に余所から沸いてきた緊急対応も・・・
(緊急対応の件は、今は書けませんが、いずれ書きます)
ね、寝たい。とにかく休みたい。

しかし、本当に少しですが、トンネルの出口が見えてきました!
それに加えて、これまで私にちょっかい出してきた連中も、続々とボロを出し始めています。
更に、それらの対策も徐々に整いつつあり、これまで防戦自体に割かれていた時間も、本来自分がやるべき仕事に向けられるようになってきました。

この先数週間のキーワードは
「反撃の狼煙」
です。

とはいえ、違法行為・脱法行為はやりませんよ!
むしろ、違法行為・脱法行為スレスレのところで突いてきていた人物に、一矢報います。
あまりに衰弱していて忘れかけていましたが、自分が昔から心の中に持っていた思いが復活してきました。

それは
「善良な方のために命を落とすことは厭わない。
 でも、悪い奴・タダ乗り人間のカモになって命を落とすなんて、絶対に嫌だ」
というものです。

更に、特に今年の夏、一番苦しかった時に助けてくれた方に、恩返ししなければなりません。
そのためにも、今の状況を反転させ、前に進まねばなりません。

そんな決意も新たにしつつ。
さすがに、日本時間とアメリカ西部時間で両方活動する生活は厳しいです・・・

ちょっと仮眠します。

2024-10-19

戸籍って、なんやねん

えー、私事ではあるのですが・・・
本日、「分籍」しました。
「入籍」ではないですよ! 「分籍」です。
結婚はしていません。
ちなみに結婚したときの戸籍の取り扱いは、正確には「戸籍の作成」と言うらしいです。

今の時代でも、たまーに戸籍に関連した手続きが必要になることがあります。
わかりやすい例ですと、運転免許証とかパスポートでしょうか。
更に会社を作って何かの手続きをしようとすると「代表者が破産者で無いことを証明する身分証明書」など、あまり聞いたことのない書類の提出が必要になったりするのですが、それは「本籍地」でないと取得できません。

そのたびにちょくちょく、「本籍地から取り寄せてください」となります。
私の本籍地(いわゆる実家)は、片道6〜7時間かかる超遠方。
郵送でも手続きできるらしいですが、まどろっこしい。
もういっそのこと、全部今住んでいる場所に一元化することにしました。
(住宅ローンも組んでるし、当分引っ越しなんてできないですし)

ただ、なんでこれまでやらなかったか・・・
それは親から
「戸籍が汚れる。結婚するときに差し障りが出るかもしれないから、やめとけ」
と言われたこと。
昔、紙で戸籍管理してた頃は、使わなくなった戸籍に大きな×マークが付いたりしていたようです。
(よく離婚経験のある人は「バツイチ」とか言われますが、それも同じ理由です)
もういい年のオジサンで積極的に結婚したいわけではないですし、分籍で難癖つけてくるようなリテラシー低いお相手なんて、こちらからお断りです。

今は戸籍データ自体もデジタル化しています。履歴事項として残ることはありますが、大きな×が書かれた書類など出てきません、まあ、離婚歴は書かれてるみたいですが。

また、私の親は「元祖・毒親」で虐待とかも受けまくってたので、もうオサラバしたかったという理由もあります。

いずれにしても、昔とは事情が全然違います。
むしろ、地方の役所が戸籍を管理していたのは「紙で管理する置き場」の問題であったはずなので、今の時代、デジタルで中央官庁が一括管理すればいいでしょ。そこも時代にそぐわない変な話です。日本国民であることが証明できればいいんでしょ? ならば地方自治体で管轄する必要なんて無いはずです。

マイナンバーやるんなら、それもやってほしいですね。
ついでに、「戸籍筆頭者」という縛りをつけないで、18歳の成人になった瞬間に、一人一人の戸籍をオートで作ってほしいですね。そんなもん、夜間バッチで『今日18歳誕生日の人の現住所を元にコピーして新戸籍発行する」なんて、簡単に組めるはずです。

今時「家族だから協力しあって」みたいな概念を前提にした制度はナンセンスです。大人になった瞬間、せめてデータ上は、一国一城の主になるべきですし、毒親問題なども絡めると、制度上親に束縛するのは人権侵害である可能性もあります。

そんなことを考えながら、3週間ほど時間はかかるけど、分籍手続きは受理されました。
今のところ運転免許証とパスポートは書き換え必須で、パスポートは作り直しになるらしいです。
まあでも、10年パスポートが来年切れるところだったので、1年分損するけど、これくらいならいいやと思ってます。

とにもかくにも、過去の悪縁は切って、「今より悪くはならない未来」に進んでいきたいと思っています。

2024-10-13

上にも下にも、身の程を知るべし

本日は久々にお休みでした。
とかいいつつ・・・結局やっていたことといえば、
ロゴ入り紙袋の発注
とか
先日作ったペン立ての在庫置き場作り
とか
商品写真の撮り方の練習
とか。
・・・結局仕事やんかい! とは言わないでください。
普段とは違う脳をつかうことも、気分転換の一つです。

さて、金曜日は久しぶりに、会社員時代の知り合いがセッティングしてくれた「起業した人たち同士」の飲み会に行ってきました。
久々に楽しい時間が過ごせました。
なんだか沢山元気がもらえました。

しかし・・・手厳しいご指摘も。
「大西さん、値付けが安すぎるよ。もっと自分がやってることの価値をよく考えなさい」
と。
グサっときました。
実は先週、別の日にも指摘されていたのです。しかもお客様から!
そうか、そうなんだ、と思いつつ、
「身の程を知らないとダメだな。上にも下にも」
と思いました。

変に自分は上の人間だという権利意識ばかり高いのも問題ですが、その逆で、下に思いすぎて自分が潰れてしまうのも問題ですね。
自分で自分を見る、一番難しい課題かもしれません。

ちなみに、もう一つ小さな反省点として、おみやげに弊社で作ったペン立て(写真参照)をお持ちしたのですが、紙袋が無かったので、皆様直に手持ちでお持ち帰りいただくことになってしまいまして、「おっと失敗したな」と心の中でつぶやいておりました。

ついでにネット通販の時に個包装にも使えそうなので、早速ネット発注で50枚作ってみました。どんな感じで届くのでしょうか。

※そういえば、ロゴの登録商標がまだ審査通過連絡来ないのですよね・・・審査中でamazonにブランド申請出したら、却下されてしまいました。




2024-10-06

CTIを導入します

やっと肩の荷が半分くらいおりたものの、まだまだ予断を許さない弊社ですが、また面倒くさい事件が。

去年夏頃に、ちょっとだけ関わったものの、プログラムの状況が酷かったため、緊急対策費用5万円だけで続きを断った会社があったのですが、何やら問題が起きたらしく、苦情というか怒鳴り込みに近い形で弊社に電話してきたのです。
いや、保証も切れてますし、これ以上は関われませんとお伝えしたはずですよ、と言っても
「おまえに問題がないことの証拠を出せ」
証拠出せと言われても、それ自体に手間がかかるのでお代をいただかないと困ると申し出ても「おまえのところの都合なんて関係無い。うちが困ってるんだ」

あー、これ面倒くさいパターンだなーと思い着信拒否設定すると、しばらくすると別の番号から電話が。
「○○だ。着信拒否とは何事だ。逃げようとしているのか」
なんと番号を変えて電話してきました。

うわー面倒of面倒! と思い、着信拒否を設定したものの、同じ事が更に数回。

そこで気付きました。
あ、この人、大量にSIM持ってるな、と。
一般の方はあまり知らないかもしれませんが、法人契約すると、社員全員分の携帯に使うSIMが必要になったりするので、意外と簡単に大量購入できてしまうのです。
えー、その手を使うかー、と、ちょっと引きました。
(というか、そんなことに経費使うなよと思いますが)

ちょうど急ぎで打ち合わせが必要な可能性のあるお客さんが1件、融資の件で銀行と連絡を密に取らなければならなかった状況もあり、むやみに着信音自体を切ることはできません。
また、お客様毎に電話連絡のスタンスが違って、メール使えるのにフランクに電話してくる方とか、逆に本当にまずい状態にならないと電話かけてこない方とかもいらっしゃったりします。後者の方が偶然大問題に直面してたりした時に、迷惑電話のために着信音切っていたりすると、それこそまずい状況です。

とりあえず、電話連絡が取れないと困る方、先の例のように本当に緊急でないと電話をかけてこない方には、個人の電話番号をお伝えし、全員と連絡が取れたところで会社の電話番号のほうは着信音を切ることで一旦は落ち着きました。
(普通にチャット連絡できている方は、特に連絡せず、継続してチャットで対応してました)

ただ、根本的に何か対策を打たなければ、と同時に思いました。
実はそれまでも、ここまで酷くはないものの面倒だなと思っていたことはあったのです。
一度発注したものの品質が酷くて断った会社が「担当が変わったんで事情知りませんでした〜」と何度も営業電話してきたり、個人の電話番号のほうも、自分に「社長」という肩書きがついたと知った途端に、「おまえは社会悪だ」と言わんばかりの口調で不満の捌け口として電話してきたり。
(起業したての社長なんて、平社員以下ですよ、ほんとに)

そこでこのような対策を考えました。
一旦今使っている電話番号は、会社・個人共に捨てます。
新しい電話番号は、公的機関と銀行にしか伝えません。
その代わり、CTIを導入し、「相手一人ごとに1つの電話番号」を発行します。
(ご存じない方へ:CTIとは、ざっくり言えば、会社ごとに電話交換機を構築できるシステムのことです)
名刺には電話番号は書かず、実際に商談が始まった時に新しい電話番号を発行して、この個別の電話番号を伝えます。
上記のように、公私ともに「モンスター化した人物・会社」は、電話番号ごと消します。そして電子的連絡手段以外は連絡が取れないようにします。
(メールとかなら、すぐに「ゴミ箱振り分け」できますしね)

まあ経費はかかりますけどね。仕方ないです。
改めて思うのは「ストレスは最大の金銭ロス」になります。
そのロスと経費とをどうバランス取るか、ですかね。

CTIをこんな用途で使おうとした人はいるのでしょうか?
また他の思いもよらない用途もあるのでしょうか?
嵐が去ってなんとやら、今後どうなるか、ちょっと楽しみにしています。

なお、自宅開業なので、登記簿とか見て自宅突撃してきたり、ストーキングしてきたらどうするの? と思われる方もいるかもしれませんが、「帰って下さい」といって対応しません。それ以上しつこく来たら「不退去罪」や「ストーカー規制法」など、立派な犯罪行為になるので、警察が動いてくれます。

電話だけだと、法律にひっかかりにくいんですよね。
かけてくる側も、よく分かっているんですよ。そこが悪質たるゆえんです。
逆に自宅突撃、思いのほか無いですよ。

今日はお休みなので、ちょっと長めに書いてしまいました。