2024-09-08

以後、買わないもの

まだまだ苦しい弊社でございますが・・・

片付けもかねて、不要品をネットオークションで売却しています。
意外と漁ってみればあるものですね。
そして「これは儲かる!」ってほどではないですが、価値のつくものは相応の値段で売れていきます。金欠の時には多少助かります。

しかし、それでも売れない物はどうするか。
特に困るタイプのものが「値段のつかない入門本」。
社員教育のために購入したものの、当人は読んだ形跡が無く、自分はそれを読むまでもなく既に知っていて、ネットオークションに出しても送料の値段ですら売れない。

某古書店とかだと、とりあえず10円とか値段がつくらしいですが、たった数冊のためにそこまで行き来するのも馬鹿馬鹿しく。

結論としては「捨てること」にしました。それが一番効率いいです。

というか、この手の本はもう買いません。
その本が悪いというわけではなく
「この程度の内容のこと自主学習できないで、この業種やっていけません」。
そういう本を会社に買ってくれと欲する・または理解できるか怪しい人は、そもそも相手にしません。

新人さんの中でも、やはり見込みがありそうだなぁという人は、自分で資料を買ったり図書館で調べたりして、それを辿って学習しています。
これを言うと「労働法上は云々」みたいな攻撃してくる人がいるのですが、ぶっちゃけ、何事にも「限度があります」。その極論に走ってしまうと、会社で平仮名の読み書きまで教えなければならないトンチンカンなことになりませんかね。

この度の件で自分なりに得た一つの基準は、うちのようなソフト開発会社なら
「今時の理系高校生が部活でトライしようとすること」
この基準を下回る教育を会社に求めてきたら、アウトです。
そんなもん既に身につけてくるか、自分で勉強してください。営利目的で動いている会社のやることじゃないです。

もちろん、プログラムは得意だけど読み書きがどうしても苦手、などの人はいますよ。でもその人は「プログラムができる人」として十分にシャープに磨かれていて、営利目的の会社でも利益が出せるからいいのです。ものの例えですが、包丁だって、切るための部分は鋭くても、持ち手は鋭くないですよね。でも切る部分が十分に役立つからいいのです。

ダメなのは「微妙に錆びた、ただの鉄の塊」。
素材そのものが良いものやレア度の高いものならまだしも、ちまたに溢れている鉄じゃあねぇ・・・
更に磨きもしていない。レア度の高い超高純度の鉄は簡単に錆びないそうですが、錆びてるってことは微妙に不純物混ざってて雑なんですよね・・・
もうリサイクル業者に回収してもらって、他と一緒くたにして溶かして売るしか無いでしょ。

世の中、「一緒くたにして溶かして売られている人」がブラック労働がどうのと叫んでいるのかもしれません。確かに混ざるべきではないところに混ざってしまって悲劇に見舞われる気の毒な人もいます。でもそのケースは珍しいですね。実感として、9割以上は「やっぱ錆びた鉄」です。

ちなみに、こうやって思索している中で「世の中に出回っている、ある言葉の裏の意味」にも気付いたのですが・・・おっと、それは言うのをやめましょう。自分がそのメソッドを使えなくなるので・・・

まあこんなこと書いてますが、会社経営してて会社を潰しちゃったら「それ以下」ですからね。そうならないように頑張らないと。

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