2024-09-22

人の感情にはまだまだ? なAI

 近頃、眠くて眠くてしょうがないのですが・・・今週はちょっと頑張りどころなので、休日返上で仕事しております。

さて、最近話題の対話型AIですが、いろいろな切り口から「様子見」しています。
ChatGPTはもちろん有名で、それに追いつこうとGoogleがGeminiを作っているようですが、個人的にはClaudeという対話AIも割と良いなと感じています。
Claudeはページが全部英語だったりで日本語で使えるのか? と最初は思いましたが、日本語で話しかけるとちゃんと返ってきます。

あくまで個人的な印象として、
ChatGPT と Claude ・・・ 優秀なので課金決定。(とはいえ月3000円程度)
Gemini ・・・ お金払ってまで使うかは微妙。今後の進化次第。
といったところでしょうか。

ところで、殆どプログラミングの調べ物中心で使っている対話型AIですが、たまに変化球を投げてみて、どんな反応かを試してみるのも、楽しみの一つになってきています。
今日ふと思いついたのは
「あなたが思う『空耳アワー』の名作ベスト3を教えてください。」

こんなものに答えてくれるのか? と思いつつ投げてみましたが、結果はトンチンカンな回答でした・・・
そんな空耳なかったぞ、というものまで答えたりしてきます。
このような「人間の感情的なもの」については、まだまだなのでしょうか。
ちなみに唯一、Geminiが「パン・茶・宿直」を挙げました。

なお、私のベスト3は
1.「よ、よ、よ、嫁、嫁、フマキラー付いてるよ」(ウータンクラン)
2.「混ぜて飲んで」(ラムシュタイン)
3.「農協牛乳!」(プリンス)
でしょうか。
「お客さんに嫌われるぞ〜」とか、他の名作も沢山ありますね。

AIと空耳談義ができる日は来るのでしょうか?

2024-09-18

最新AIと、悲しい現実

引き続き、厳しい毎日を送っております。
やっぱ人生で出くわしたことのないトラブルって、メンタルに響きますね。
慣れてくるとそうでもないのかもしれませんが、今々は結構つらいです。

さて、前のブログでAIの活用を書きましたが、その後もいろいろ実験しています。
対話型のAIは幾つか試してみていますが、それぞれに特徴があって興味深いですね。
私は最近、googleの会話AIに対して、Google Cloudに関する意地悪な質問をすることを密かに楽しみにしています。

しかし・・・こんなに楽しい対話型AIですが、
「使えない」
という人が結構いるのです。
別に日本語で質問打てば日本語で返ってくるので、そんなに難しくなくない? と思うのですが、やっぱり使えないらしいです。

その話題を気にしながら使ってみるようにしているのですが、どうやら2つの「問題」があるように見えてきました。

一つ目が、回答がいわゆる「優等生的」であるということ。
間違ってはいないのですが、特に「メタ認知」が不得手な人には、当たり障りがなさ過ぎて誤魔化されているような気がするのではないかと見ています。

もう一つが「使う人とAIのIQの違い」。
一説によると「IQが20違うと会話が成り立ちにくい」そうですが、その点で考えると、今の対話型AIとIQが合わない人はそこそこいると思います。

ざっくり調べてみた限りですが、総合的によくカバーしているAIだと100くらい、IQの個別分野で見ると、ものによっては言語系だけ145とか、すごい数値になっているようです。
100だったらぴったり平均だから話できそうじゃん、と思えるかもしれませんが、逆に言えば80以下の人/120以上の人とは会話が成り立ちにくい、ということです。
IQ145に至っては・・・一体誰と話が合うんだ? となりそうです。

そのあたりも近い将来うまくパラメータを合わせてクリアしていくのではないかと思ってます。
でもそれはそれで、
・誰でも快適に使えるAIの時代になる
と楽観的に取れる一方、
・賢い人はより賢い伴侶を得て、そうでない人はそのまま停滞しつづけるという格差を生む
という悲観的な捉え方もできるわけで、どの方向に進むかは、今後も注目すべきかなと思います。

そんなことをフワフワと考えながら、今日もお仕事がんばるます。

2024-09-08

以後、買わないもの

まだまだ苦しい弊社でございますが・・・

片付けもかねて、不要品をネットオークションで売却しています。
意外と漁ってみればあるものですね。
そして「これは儲かる!」ってほどではないですが、価値のつくものは相応の値段で売れていきます。金欠の時には多少助かります。

しかし、それでも売れない物はどうするか。
特に困るタイプのものが「値段のつかない入門本」。
社員教育のために購入したものの、当人は読んだ形跡が無く、自分はそれを読むまでもなく既に知っていて、ネットオークションに出しても送料の値段ですら売れない。

某古書店とかだと、とりあえず10円とか値段がつくらしいですが、たった数冊のためにそこまで行き来するのも馬鹿馬鹿しく。

結論としては「捨てること」にしました。それが一番効率いいです。

というか、この手の本はもう買いません。
その本が悪いというわけではなく
「この程度の内容のこと自主学習できないで、この業種やっていけません」。
そういう本を会社に買ってくれと欲する・または理解できるか怪しい人は、そもそも相手にしません。

新人さんの中でも、やはり見込みがありそうだなぁという人は、自分で資料を買ったり図書館で調べたりして、それを辿って学習しています。
これを言うと「労働法上は云々」みたいな攻撃してくる人がいるのですが、ぶっちゃけ、何事にも「限度があります」。その極論に走ってしまうと、会社で平仮名の読み書きまで教えなければならないトンチンカンなことになりませんかね。

この度の件で自分なりに得た一つの基準は、うちのようなソフト開発会社なら
「今時の理系高校生が部活でトライしようとすること」
この基準を下回る教育を会社に求めてきたら、アウトです。
そんなもん既に身につけてくるか、自分で勉強してください。営利目的で動いている会社のやることじゃないです。

もちろん、プログラムは得意だけど読み書きがどうしても苦手、などの人はいますよ。でもその人は「プログラムができる人」として十分にシャープに磨かれていて、営利目的の会社でも利益が出せるからいいのです。ものの例えですが、包丁だって、切るための部分は鋭くても、持ち手は鋭くないですよね。でも切る部分が十分に役立つからいいのです。

ダメなのは「微妙に錆びた、ただの鉄の塊」。
素材そのものが良いものやレア度の高いものならまだしも、ちまたに溢れている鉄じゃあねぇ・・・
更に磨きもしていない。レア度の高い超高純度の鉄は簡単に錆びないそうですが、錆びてるってことは微妙に不純物混ざってて雑なんですよね・・・
もうリサイクル業者に回収してもらって、他と一緒くたにして溶かして売るしか無いでしょ。

世の中、「一緒くたにして溶かして売られている人」がブラック労働がどうのと叫んでいるのかもしれません。確かに混ざるべきではないところに混ざってしまって悲劇に見舞われる気の毒な人もいます。でもそのケースは珍しいですね。実感として、9割以上は「やっぱ錆びた鉄」です。

ちなみに、こうやって思索している中で「世の中に出回っている、ある言葉の裏の意味」にも気付いたのですが・・・おっと、それは言うのをやめましょう。自分がそのメソッドを使えなくなるので・・・

まあこんなこと書いてますが、会社経営してて会社を潰しちゃったら「それ以下」ですからね。そうならないように頑張らないと。

2024-09-01

甘くはないから、甘くない実験

台風が来ていますね。
まだ遠くにいるはずなのに、関東圏もだいぶ影響が出ています。
改めて、自然のパワーは凄まじいと思います。

さて、いろいろありました弊社・・・
とはいえ、やれるところまで続けざるを得ないので、どうしたものか思案に思案中です。

その中で、これを書いてしまうと「悪魔的」と思われるかもしれませんが、
「人を雇わない戦略」
を考えています。

もうほんと、単に自分がボタンを押し間違えただけなのに
「ソフトが悪い。それを教えない会社の制度が悪い! やめていった人もそうやって苦しんだんだ!」
とかヒステリー起こされて、翌日無断欠勤とか、まじで心折れました。
(実話です)

ご存じの方も多いかもしれませんが、今はChatGPTなどの会話型AIが盛んに出始めています。
これですら「こんなの使えない」とかディスってる人が多いのですが、正直なところ、それはあなたの会話能力が欠如しているだけです。通常は会話できます。中には、依頼業者の出来が悪いので怒ってしまって「だったらChatGPTで作りますわ!」と宣言し、本当に業者のレベルを超えた制作物を作成された方もいらっしゃいます。
(これも実話です。)
出来の悪い発注業者の請求額120万円、ChatGPTの月額20ドル(今だと3000円ちょい?)。どっちがいいんでしょうね。

もう私もお人好しで何とかしようという考えは捨てます。お客様には人柄良く、は良いでしょう。ただ、従業員・下請業者・○○サービス業者系にお人好しやってたら、ありえないスピードで、ありえない金額毟られます。

ということで、まずは既製品のAIが幾つか展開されているので、それらを使って製品企画などを検討しています。これが案外いいアイデア出てくるのですよね。内容によっては、これまで外注に頼んでたのが馬鹿らしくなるような案も出てきます。

更に進めて、うちにもある程度の計算ならできるAI用PCがあるので、それと組み合わせて何かやってみようと思ってます。

今出回っているAIは、学校のテストの点数で言うと、だいたい80点くらいはコンスタントに取れるくらいのもののようです。その情報も若干古い内容なので、今はもっと取れるかもしれませんね。
辛辣な書き方してしまうと、少なくともIT系は「それ以下の人は雇いたくありません」。成績は悪いは権利ばかり主張するは売上は出ないわ、何かいいことあるんですか? あるのなら本気で教えてほしいです。まあ虚勢ばかりで、実態は無いでしょうけど。