2020-09-17

保存用途次第でお得

以前の記事で、クラウドサービスを使ったデータ保存について書きましたが、使いたい内容によっては更にお得な場合があります。

殆ど見ることがないデータはお得な入れ物に


保存はしたいけど、殆ど見る必要のないデータが、たまにあると思います。
例えば、防犯カメラの画像などは、事件があれば見ることもありますが、基本は頻繁に見ることはないかと思われます。

その場合、保存前提の場所に格納することで、条件次第で価格が10分の1程度まで下がります。
この記事を書く時点で調べてみたところ、1TB月300円程度で預かってくれるみたいです。
もちろん、価格は1GB単位で計算されますので、容量次第ではもっと必要経費を下げることができます。

取り出しに料金がかかります


とはいえ、幾つか注意点があります。
「取り出しに料金がかかる」
「すぐには取り出せない」
「最低預入期間がある場合がある」
ことです。

上の例では1TB月300円と書きましたが、これを全部取り出す場合、一回限りの料金ですが5500円かかります。高いですね。

また、取り出し時間についても、長期預入のものほど長くなり、半日くらい待たないと出てこないこともあるようです。

最低預入期間については、長期保存用ほど長く設定されていて、1年以内に取り出しても1年分の料金が請求されるという場合もあるようです。

これらはちょっと極端な例で、もう少し条件が緩い(けど、月額はちょっとお高め)な手段もありますので、用途をよく見極めて、適切な保存手段を選ぶことが重要かと思われます。

仕組みは謎


さて、ここまで書いておきながら、これらの長期保存手段は一体どうやって実現されているのか、公表はされていません。
値段からして明らかにハードディスクではないのですが。

一説によると、Blu-rayディスクを大量に買い込んで、自動化された仕組みで倉庫に保管しているのではないかと言われているようですが、それもあくまで憶測のようです。

仕組みは分からないのですが、便利そうではあるので、うまく使っていこうと思います。

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