ミツユビ工房初のご相談をいただきました!
今回のご相談は、ITシステムにするほどの内容ではありませんが、事例として興味深い点がありますので、このブログ記事をもってご返信いたします。
今回のご相談は、ITシステムにするほどの内容ではありませんが、事例として興味深い点がありますので、このブログ記事をもってご返信いたします。
ご相談内容
ご相談者様から契約されているプロバイダが、近々閉鎖されるとのことです。
新しい回線はこれから探しますが、これまでそのプロバイダの契約に付随していたメールやホームページはどうしたらいいでしょうか?
新しい回線はこれから探しますが、これまでそのプロバイダの契約に付随していたメールやホームページはどうしたらいいでしょうか?
このケース、意外とよく聞きます。
特にインターネットが普及し始めた頃、これからはプロバイダだ! と数々の業者が設立されましたが、今やプロバイダは価格競争・技術競争の時代、特に小規模なプロバイダは経営が行き詰まってくるケースも多い状況です。
それ以外にも、今住んでいるマンションで1件に1つのメールアドレスとホームページ領域が無料で付いてきます、ということで、それを使っていたものの、そのマンション自体から引っ越すことになってしまい、使えなくなってしまったというケースもあります。
(これは、自分の実体験です。)
無くなる前に、荷物をまとめて引っ越して!
さて、対処方法ですが・・・
とにかく、そのプロバイダに入っている情報は、近々消えてしまいます。
できるだけ早く、全部のデータをダウンロードして、BD-R,DVD-Rなどに書き込んで保存しておいてください。
とにかく残っていれば、後で何とか復旧はできます。
次に、メールアドレスについては、当座の避難所でもいいのでフリーのメールアドレスを一つ作成し、これまでメールを送受信した方々に、メールアドレス変更のお知らせを送ってください。
フリーのメールアドレスは、やはりまた閉鎖してしまった・・・では困るので、すぐには閉鎖しそうにない大手どころのサービスを選んでください。
案外困るのは、現状のメールアドレスを書いた名刺をお渡ししたものの、特にメールのやりとりなどは行っていない方々でしょうか。
既にお渡ししてしまった「紙に書いた内容」は消すことができないので残念ではありますが、もし相手の方からも名刺をもらっていた場合は、一度そのアドレスに、メールアドレス変更のご連絡を送ってみてはいかがかと思います。
ここまでできれば、回線はじっくり選べる時間ができると思います。
最近はスマホを持っている方が大半で、テザリングでPCとつなげることもできますので、一時的に固定回線がなくなっても、通信手段そのものに困ることは無いと思います。
その後の対処
さて、急場の問題を乗り切った後は、その後がよりよくなる方法を模索しましょう。
これは私の実感なのですが、インターネットの回線も日進月歩、突然安価で高性能なサービスが出てくることもありますし、逆にそれに乗り遅れてプロバイダ自体の営業が止まってしまうこともあります。
それに付随しているメールアドレスやホームページ領域は、使えても敢えて使わないほうがいいです。
これからは少し面倒でも、
・インターネット回線の契約
・メールアドレスの確保
・ホームページ領域の確保
は、それぞれ切り離して考えることがよろしいかと思います。
メールアドレスやホームページは、先に記しました通り、無料でお探しであれば、すぐにサービス終了しそうにない、大手どころが無難です。
「自分の場所を買う」のが一番
もし金銭的に余裕があれば、やはりインターネット上での場所=ドメインを買うのが確実です。
最近は「1年目は割引、2年目以降は●●円」
という売り方が多いようです。
条件によっても値段が変わってくるのですが、だいたい2年目以降の正規料金でも、年間2000円はかからないです。
もちろん、個人でも買えます。
メールは受け取り用のサーバが必要になるのですが、探してみると、1ヶ月100円という超低価格のところもあるみたいです。
趣味活動用の面白い名前なども取ることができますし、ドメインさえ持っていれば「次の引っ越しが発生しても、移動しやい」ですので、検討されてみてはいかがでしょうか?
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