2026-04-08

利便性が運んでくる危険

こんにちは。前回投稿から少し時間が空いてしまいました。

今年は早い時期から問合せが沢山来ます。
例年はGWが終わるころまでは問合せなどの動きがなく、5月中旬以降から時々問合せが入り始めるというサイクルなのですが、今年は2月の時点で新年度以降の業務に関する問合せが来始めています。
3月は、問合せの受け答えだけで相当に忙しくなってしまいました。
最終的な受注までつながるかは分からないのですが、問合せ自体に返信しないと先につながらないので、何とももどかしいところです。

問合せの内容は、やはりAIが関連した内容が多いです。
2025年は本当に劇的にAIが進化したこともあり、興味を持たれている方も多いのだろうと思います。
しかしながら、ある程度予想はしていましたが、楽観視が少し行き過ぎ、やや危険な発想に陥っている方も見受けます。
ざっくりな表現ですが「AIがあるから簡単だよね? だから激安でできるよね? ねっ、ねっ、そうでしょ?」とゴリ押しで来る方がチラホラいらっしゃいます。

実際のところは、賢いAIが普及したことで楽になった部分がある一方、そのことに起因して増えてしまった業務もあり、仕事の総量はそれほど変わっていないです。
ここ数ヶ月は実際にニュースにもなっていますが、コンピュータを乗っ取ってくる側も賢いAIを使い始めたことで、サーバの乗っ取り被害が増えてきています。

サーバを攻撃するにもコストがかかります。以前は悪い方向に賢い人たちに払う高額な報酬と見合う「金になるコンピュータ」が標的にされていましたが、もっと小さなコンピュータ、たとえば個人や小規模な会社がフリーソフトをインストールして使っているレンタルサーバなども標的にされうる状況になりつつあります。
これは想像以上に怖いです。場合によっては乗っ取ったサーバで更に別の場所を攻撃して、そのサーバの元の持ち主が警察に呼ばれてしまうという問題も起き得ます。
更に、攻撃が来る可能性も高くなっているため、そのうち対処しようと1ヶ月くらい放置しているだけで簡単に乗っ取られている危険も高まっています。
2年前は「(とある有名な)フリーソフトで作ったホームページのちょっとした修正対応依頼」も受けていましたが、さすがにこの状況になると危険すぎるため、弊社では完全に受注を停止しました。今後も依頼を請けることは無いと思います。

唯一楽になったことは、無闇な値切り交渉が来た時に
「そうですねー、AIの利用料は専門に仕事を依頼するよりも遙かに安いので、ご自身で対応なさってみてはいかがでしょうか?」
と切り返して実質的にお断りすることが簡単になったことでしょうか・・・
買い叩きたい一心の商談は以前から悩みの種でしたが、それが断りやすくなったことは、ある種時代の進歩かもしれません。

まだ前例の少ない事象への対応が増えているため、しばらくはそれなりに忙しいです。
春になったら週末に1泊2日で旅行に行きたいなと思っていたのですが、まだ週休1日の状況で、当分お預けの状態です。
しかし、この記事の内容に類似した問題で既に悩まれている方がいらっしゃいましたら、問合せフォームなどからお声がけください。差し迫った問題であることは認識していますので、私も忙しいですが何とか時間を取れるように努力したいと思います。

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