2026-02-20

黒くて怖い

ここ数日、少し春のような気配を感じる時があります。
去年の秋、食べないで放置していたチンゲンサイに花がつきはじめました。
冬もそろそろ終わるのでしょうか。

さて近頃、気になる表現を時々見かけていたのですが、しばらく何のことかさっぱり分からなかったことがあります。
それは
「黒くて怖い画面」
という表現です。
怖い画面? 何か心霊現象的なものかな?  でもそれだと「貞子」のような定番の表現を使いそうな気もする・・・
SNSでよく見かけていたのですが、フォローもしていない人に「それは何でしょう?」と聞き返すわけにもいかず、ずっとモヤモヤしていたのですが・・・

先日ついに、知人から直接聞かれたのです。
「ITエンジニアの人って、あの黒くて怖い画面使うんですよね?」
おっと、自分の仕事に関係あることだったのか!
えーっと、どれのことでしょう? と尋ねてみたところ、分かりました!

「コマンドライン インターフェース」のことですね。
なるほど、背景が黒くて、暗い部屋の中で怪しい人物が「侵入成功」みたいなハッキングをしているイメージから来ているのでしょうか。

黒い画面、怖いですねー
私は怖いので、白い画面にして使ってます 笑
(だから気付かなかったのかも)
そういう話じゃないって! と突っ込まれましたが、実際、あの背景色は変更できますし、色を変えると仕事している時の気分も変わるので、積極的に色を変えることをお薦めします。
以前仕事していた職場で、パステル系の淡い色で楽しい配色にしているエンジニアさんもいらっしゃいました。

そしてなぜ、あの画面は黒いのでしょう?
私は確実にこれですという答えは持っていないのですが、ブラウン管テレビの時代は背景が白いと眩しいから光っていない黒を基調にしていたところから来ているのですかね。
液晶画面の時代になって、その眩しさはだいぶ和らぎましたが、それでも「ダークモード」と呼ばれる黒を基調にした画面が好きな人も一定数いらっしゃいます。
私はダークモード、ちょっと苦手なので、すぐに明るい色に切り替えてしまいます。

コマンドラインの画面、周囲から見ると怖かったのか。
意味不明な文字が大量に出てくるというのも怖さの一因なのかも。
やはりこの仕事、ちょっとネガティブなイメージ持たれているのですかね。
そんなに怖い仕事じゃないですよー という宣伝も必要かもしれないなと思いました。

YouTube Liveの際には、是非「怖くない画面」で配信したいと思います。
年度末の急ぎ仕事がポツポツ舞い込んできて少し余裕が無いので、Live配信は今しばらくお待ちください・・・

2026-02-09

文字と音声の使い分け

先週ですが、新型コロナにかかってしまいました。
昨夏以来2回目です。
新型コロナは人によって軽く済む人と重症化する人が分かれるそうですが、私は幸いに軽く済むほうで、半日もすれば発熱が引きます。

しかし、熱が引いても独特の「喉の痛み」が続いて、たいへん辛かったです。
チャーハンに入っている程度のコショウで痛くて悶絶していました。
会話をしていても時々ビリっと痛んでむせてしまい、オンラインミーティングなどはしばしば中断せざるを得ませんでした。

そんな中で、改めて考え直したほうがいいかなと思ったことがありました。
それは「文字情報・音声情報の使い分け」です。

以前から、文字情報が苦手なタイプ・音声情報が苦手なタイプが存在することは知っていましたが、今回うまく話ができない期間があったことで、よりその状況を実感しました。
もともと私は仕事柄キーボードで文字を打つことに慣れていることに加え、発話がし辛いことも重なり、つい「続きはメールで送ります」のような対応が増えてしまったのですが、それだとやはり人によっては用件が伝わりにくくなってしまいました。
日本は識字率が非常に高い国なので、実は文字情報は上手く把握できませんと言い出しにくい雰囲気がありますが、「電話で連絡して!」とリクエストなさる方は、やはり文字が苦手な側面があるのだろうなと思います。

そういう私は、多分「音声が苦手」なタイプです。
会社員の頃は、上司が一方的に長々と話して「はい、覚えたよね?」と言われるタイプの会議がとても苦手でした。
更に瞬間的かつ一時的に覚えておく、いわゆる「一夜漬け」学習が、とても苦手です。一気に話を進められてしまい、メモが間に合わずあたふたなんてことも、よくありました。
その傾向と喉が痛くて話しづらいことが重なり、つい文字での連絡に流れてしまってましたが、相手によってはイライラする状況だったかもと反省しています。

また喉の調子が悪くなった時もさることながら、調子は良くても、私がずっと話し続けなくてはならない状況は時間を消費してしまうので、一定量は「時間を取って会話しなくてはならない」を減らす必要があるなと感じています。
どうしましょうか・・・ぱっと思いつくところですと、音声を読み上げるソフトを使う? とかが思い浮かびますが、聞いた側がどう思うかですよね。

YouTubeなどで使われている音声合成ソフト(「ゆっくりボイス」「ずんだもん」など)のように、既に元の意図から違った方向で使われてしまっているものは、聞く人によっては「ふざけるな!」と思ってしまう可能性があり、安易には使えなさそうです。
AIで自分の声を複製するサービスもあるみたいですが、どれくらい使えるのか試してみようかな。

更に踏み込むと、音声の場合でも「同期/非同期」の問題があります。昔から存在する「留守番電話を嫌がって電話を切って、後で電話を何度もかけなおそうとする人がいる」という問題がそれです。
留守番電話を切ってしまうタイプの方は、相手が即座に返答してくれない伝達手段(非同期通信)に違和感を持っているのだろうと思います。そうなるともう、常にface to faceで応対する「同期通信」にせざるを得ず、とても時間を消費してしまい・・・
文字の場合は非同期通信は問題になりにくいように思いますが、LINEの返信が即帰ってこないと怒り出す方などは、同期通信タイプも関係しているかもしれません。

気がつかなければ良かったのか、気がついて良かったのか。
まだ少しばかり喉の痛みが残っているためか、今時点では更に踏み込んで考えるだけの気力が出てこないですが、これまで人々がすれ違い続けていた課題の一つとして、近々真剣に考え直してみたいと思っています。