今日は貴重なお休み日です。
突っ走りたい気持ちは山々なんですが、やはり休まないと力尽きてしまいますので。
来月のこと、半年のこと、来年こと・・・積み上げるには、回復の時間も必要かな。
さて、そんな休日の午前、ぼーっと動画あさりしていたら、ちょっと興味深い話題を見つけましたので、私なりの見解を書いてみます。
その内容とは、ある大学の講義で、配られたPDFの資料に「隠し文字」を仕込んでおき、AIに突っ込むだけで課題を返却する連中をあぶり出した、と。
そのニュースの取材に応じた人は、出てきた結果を見て何かおかしいと思い、結局自分で考えて課題の感想文を書いて難を逃れたそうですが、半分くらいの人がひっかかったとか・・・
私がこの動画を見て思ったことが幾つかあります。
・取材を受けた方の「何かおかしい」という判断、素晴らしいです!
いやぁ、時代が何だかんだ言われる中、ちゃんと考えている人もいるんですね。
まだまだ世の中捨てたものではないと思いました。
・その反面、半分の人がひっかかっちゃったんですね。
やっぱそんなものかな、と、若干悲しくなりました。
しかもそれに対して「だまし討ちはコンプラがどうとか」と言い出したりするかも。
大学の講義1回目で「痛い洗礼」で済んだくらいで、むしろラッキーだと思ってください。
あなたたち、その程度の感覚で変に社会に出てたりすると、とんでもない金額吹っ飛んでましたよ。
・意外と古典的なところでひっかかりましたね(笑)。
読めない文字仕込むとか、もう30年前には既にありましたよ。
もっと言えば、更に昔の手法で「みかんの果汁で文字を書いて、火で炙って浮かび上がらせる」とかもありましたね〜
ハイテクだと思う今の時代も、基本概念は案外ローテク時代の発展形だったりします。
この構図を知っているだけでも、対応できる幅は格段に違ってきます。
・「昔からありましたよ」という観点からもう一つ。
ちょっと抽象的な話になってしまいますが、やはり「上の世代を観察する」考え方は、どの時代にも必要なのだろうなと思います。
今私はこんなこと書いていますが、私が若い世代にも、もちろん上の世代という存在はいました。
ちょうど私の世代だと、「太平洋戦争をリアルに体験した人たち」がまだ居ました。
下の世代からすると、なんかよく分からん話をしてるなと思ってた部分がありました。
折しも冷戦と呼ばれる時代も終わろうとしていた頃で、実際何その昔話?みたいな風潮はありました。
でも時代は結局一回りして、今思えば、あの時聞いていた内容は無駄ではなかったと思う節は多々あります。
・そして、Z世代?と呼ばれる方々に思うこと。
同じZ世代でも二極化しているのかな〜と思います。
多分、あと20年して、Z世代が40代・50代になった頃、同じ世代の人たちに今想像している以上の溝ができていると思います。
もちろんですが、「この課題の罠にひっかかったタイプ」の人たちは、下に沈んでいるでしょう。しかも「浮かび上がることすらできない」という悲惨な状態になっているのではと予想しています。
反面、この課題にひっかからなかった人。想像以上にリッチな生活をしているかもしれません。
どちらになりたいですか? そしてその競争は、上の世代との戦いではなく、同世代との戦いですよ。どうしますか?
私は良いも悪いも世代が違うので、傍観することしかできません。
助け船とかも出しません。特に金銭面では。去年それで痛い目に遭ったので。
ただ、こうやって、少しだけ何かを書くことはできます。
結局のところ、世代とか何とか、あまり関係無いのかもしれませんね。
気付く人は気付くだろうし、気付かない人は気付かないでそのまま。
まあ実力で頑張りましょう。お互いに。
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