また投稿の間隔が空いてしまいました・・・
活動を始めた当初は、2020年いっぱいくらいは暇を持て余しているのかなと思っていたのですが、想定以上にご相談を受けたり、ちょっとした仕事が入ってくる状況で、喜ばしいものの若干慌ただしい状態です。
とはいえ、慌ただしさに拍車をかけていた役所からの五月雨連絡・・・
○○税を払えという封書が来るので、一括払いついでに来年分以降は面倒なので口座自動引き落としにしてくれという手続・・・
が一段落ついたので、少しは余裕ができるかな? というこの頃です。
さて、そんな中で様々なご相談が来るのですが、しばしば、どうやって回答しようか悩ましい内容のものがあります。
具体的には言いづらいのですが、何かのサービスの利用規約を逃れて上手いこと処理できるプログラムは作れないか、という相談です。
中には「別の業者はできるって言ってますよ」と資料も持参されたりもされるのですが、最終的には
「後で大やけどするから、やめときましょう」
と回答しています。
巨大ITとの実力差
そのような相談の大半は、巨大IT企業のサービス上で上手く目立ちたい、だけど地道な活動は面倒だから上手いことシステム化できないか、というものです。
このような考え方は、特にGAFAと呼ばれる企業群は非常に嫌います。
嫌うだけでは無く、そういうものに対抗するためのシステムを、日々改良しています。
正直なところ、私は彼らと互角に渡り合うだけの実力は無いことは分かっているので、そもそも彼らの逆鱗に触れないようにしています。
俺たちはできる、と自称している人たちはというと・・・
そうですね、例えるなら、
「地下闘技場の最大トーナメント優勝者にパンチしても反撃してこないから、俺ツエー」
と思っているヤンキーと同じではないでしょうか。
彼らより強いわけではなく、(現段階では)蚊に刺された程度にしか思われていないだけです。
ちょっと目立ち始めたら、ある日一撃で「無期限サービス利用停止」の憂き目に遭います。
あくまで一企業という、やっかいな状況
更に、そのようなことができないかと思われる方は、得てして
「アカウント停止なんて不当だ、やってはいけないことだ」
と主張されることもあります。
もし相手が行政機関などであれば、法律などで反論できる窓口を必ず設けるよう義務づけられています。そのような主張は一理あります。
ただ、相手はあくまで一企業なので、そのような義務などありません。
どこかのお店で入店拒否された状況と同じです。
とはいえ、そのお店自体があまりにも巨大すぎるので、入店拒否の代償は非常に大きなものとなります。
何百ものダミーアカウントを作っていたりすると、むしろ無料サービスを逆手にとった迷惑行為のようなものなので、民事訴訟起こしても100%負けるでしょう。
アメリカでは実際にケンカを挑んでいる人たちがいるようですが、もともとその巨大企業の大口顧客であったり、政府そのものであったりと、やはり屈強な面々です。
一個人、あるいは日本でビジネスを少々営んでいるくらいでは、到底太刀打ちなどできません。
結論 : 考えることをやめましょう
そう遠くない未来にご破算になるのが見えているのであれば、ご自身が本来発揮されるべき力が横に逸れてしまっていることも加味し、抜け道探しに時間を使わないほうがお得だと思います。
・・・ということを、やんわりご説明するのですが、やはり大概の場合は、
「なんで俺のナイスアイデアにダメ出しするんだよ!」
みたいな調子で、ふてくされられます・・・
まあ自分一人で仕事している以上、こういう対応も仕事のうちなのかな、と割り切ることにしています。
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