今日は、クラウド上のサーバをお得に借りる方法を記します。
それぞれ条件はあるのですが、うまく使えばとても安上がりに高機能なサービスを使うことができます。
※今日はどちらかというと、クリエイターの方向けな内容です。
もちろん、店舗の支援だけでなく、クリエイターさんも応援しています!
また、その内容を店舗運営に応用できるなら、それも良いと思います!
ずっと使い続ける?
クラウドサービスの一番基本的なサービスは、「コンピュータを借りること」です。
この性能のコンピュータ1台を1時間動かすといくら、という料金体系になっています。
その時間コンピュータを借りて、それに見合う結果が得られるのであればよいのですが、場合によっては「ずっと使い続ける必要はない」ケースもあります。
借りる前にもう一度、使いたい状況や折れてもいい条件を見直してみてください。
案外、お得なパターンが見つかるかもしれません。
例1:「依頼が来たら処理して」方式
例えば、新しいゲームを作った方がいらっしゃるとします。
今時のゲームは単にゲーム機やスマホで遊べるだけでなく、何らかの形でインターネットにつながり、キャラクターの育成状況などが保存されています。
さて、ゲームをリリースしたはいいのですが、大々的な宣伝でもしない限り、すぐにユーザが増えるわけではありません。
そうなると、コンピュータを1台借りてしまうと、殆どの時間が空き時間になってしまい、無駄になってしまいます。
このような場合、「依頼が来たら処理する」方式のクラウドサービスを使うと、だいぶ安上がりにできます。
もちろん処理の複雑度などにも依存するのですが、「依頼100万件あたり百数十円」くらいまで節約することも可能です。
コンピュータ1台借りると、一番安いタイプでも月だいたい3000円強の料金になるので、だいぶお得です。
例2:「暇ならやっておいて」方式
例えば、頑張って自分で長編アニメを制作された方がいらっしゃるとします。
編集の仕上げ処理を何度か繰り返したいのですが、まだ売れているわけでもないので、専門のアニメ制作会社や有名ユーチューバーのように、高い機材を買うわけにもいきません。
そのようなケースでクラウド上の高性能サーバを借りる方法は非常に良い選択肢になるのですが、
「暇ならやっておいてスイッチ」(実際には業者ごとに横文字な名前が付いています)
をONにして借りると、更に安く借りることができます。
借りるコンピュータの種類や時期により変動するのですが、概ね半値〜最大9割引くらいになるようです。
一つだけ注意いただきたい点は、「暇ならやっといて」の裏返しで、暇でなければ
「今忙しいから動けない!」
と処理が一時停止してしまうことです。
最初は動いていたけど、しばらくすると一時停止することもあるらしいので、一時停止からの再開処理も予め考えておく必要があります。
とあるクラウド業者の場合、8割方はその場で動作するそうですが、平日の日中は一時停止する可能性が高いそうです。
クラウド事業者としても、お得
なぜこのように安くなるか、ですが、おそらくクラウド事業者としてもコンピュータが空いていると無駄なので、一定の条件付きで隙間時間を埋められるようにして、稼働率を上げたいのだろうと思われます。
お互いの利益になるなら、ぜひ上手く使いたいものです。
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